不要な中間層

近い将来、ネイティブアプリからHTML5アプリへの大移動が発生し、AndroidやiOSやWindowsやMac OSのような、カーネルとブラウザーに挟まれた中間層は無用の長物と化すだろう。したがって、Chrome OSの開発というGoogleの方針は、きわめて正しいと言える。しかし、MicrosoftやAppleが無策のままでいるとは考え難い。おそらくIE OSやSafari OSの開発が密かに進められているはずだ。のみならず、Mozilla FoundationはFirefox OS、Opera SoftwareはOpera OSを開発中かもしれないという推測も成り立つ。

DQNネームの市民権

火曜日の「笑っていいとも」で放映されている「ザザザの斬新！赤ちゃんネーム」というコーナーは、DQNネームが市民権を獲得する上での力強い追い風である。

これまでDQNネームは、非難の対象として語られることが多かった。ところがこのコーナーは、そのような風潮とは逆に、DQNネームをかなり好意的に扱っている。おそらく、「自分たちの子供にDQNネームを付けたいけれども、非難されるのはいやだなあ」と思っていた親たちは、このコーナーを視聴することによって、DQNネームの命名に踏み切る大きな勇気を与えられるに違いない。

しかし、このコーナーのような企画は、DQNネームが市民権を獲得することによって成立しなくなるだろう。なぜなら、DQNネームが市民権を獲得するということは、いかなるDQNネームが出現したとしても誰も驚かなくなるということを意味しているからである。